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ファンによる応援広告の作り方

応援広告って何？という完全無知の状態から。
アイドルの応援広告を制作、掲出まで実施した実例を紹介します！

そもそも応援広告って何？

企業ではなく個人が推しの広告を出稿すること。
もともとは韓国発の広告手法で、自分の好きなアイドルや芸能人、歌手を宣伝するために利用されます。日本では安室奈美恵のラストライブの時に話題になりました。

応援広告の企画

4月某日、アイドルグループ「たこやきレインボー」の熱烈なファンから、 応援広告のデザインを是非お願いしたいとの依頼がありました。 応援広告のことを全く知らなかった私はネット検索で調べたところ、 韓国発の新しい広告の潮流に興味を持ち、納期が5日しかないことには目をつむり、ファンの熱意と好奇心だけで承諾をしました。
 話を聞くと大阪を拠点に活動してきたたこやきレインボーがラストフリーイベントを行うとのことで、地元であるJR大阪駅構内に大型応援広告を出すことをファンの有志と決めてきたそうです。掲出場所の目処はついているが、企画が全くの白紙の状態。まずは企画から組み立てることに。
ヒアリングを進めていくと、これまた大阪では絶大!?な人気を誇るアイドルグループ「オバチャーン」とデビュー当時から様々なイベントで何度も共演しており深い縁があるとのこと。
突如湧き上がったライバルアイドルによるメッセージ広告案に、常識を覆すファン広告が出来るのではと、期待と熱気を帯びたファンがその場で是非ポスターにご出演いただきたい！と事務所に熱烈アタック。「深い縁のあるたこやきレインボーさんのためなら！」となんと出演費なしで広告撮影に協力していただけることに！ファンの熱意おそるべし。

↓ オバチャーンは活動10年目に突入！

二つ目の企画は大阪らしくファンの間で広告ポスターと連動したTwitter での大喜利大会を企画。
有志の運営アカウントが発表したお題に「＃たこ虹大喜利」のハッシュタグをつけて回答。
その回答の中から選りすぐりのものを応援広告に。この広告にもスペシャルゲストにご協力いただきました。

応援広告の掲出

実際にに掲出された広告がこちら。
実際に目の前に立つとデカいとにかくデカい！
オバチャーンのポスター2 種類もかなりの大きさですが、
さらに大きいのがこの大喜利企画ポスター！（B0 ポスター8 枚貼りです）↓
応援広告いろんな意味で大変おもしろかったです。
今後日本でもさらに盛り上がってくるのではないでしょうか。
なにより今回は関西魂がこもった「推し活」に大きな愛を感じたお仕事でした。
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